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乳房MRIドックの意義

乳房MRIドックの意義

日本では対費用効果の面から乳がん検診の手段としてマンモグラフィや超音波検査(エコー)が主流となっています。乳房MRIドックはこれらに比べて感度が圧倒的に高く、より小さな病変が客観的に検出可能な検査です。近年では遺伝子検査の発達により判明したBRCA 1/2の変異をもつ女性をはじめとした乳がんハイリスク女性に対する対応として、欧米では乳房MRIドックはゆるぎないものとなっており、日本乳癌学会診療ガイドラインでもすでに推奨されています。NCCN(National Comprehensive Cancer Center Network)のガイドラインによれば、遺伝子的乳がんハイリスク女性に対する対応として、

  1. ①25-29歳では年1回の造影乳房MRIドック、無理な場合はマンモグラフィが必要
  2. ②30歳から75歳までの女性は年1回のマンモグラフィと造影乳房MRIドックが必要
  3. ③乳がん温存術後の方も年1回のマンモグラフィと造影乳房MRIドックが必要

とされており日本ではまだ保険適応がないものの、米国ではすでに一部保険適応となっています。

このように乳がんハイリスク女性へのMRI検診の意義はほぼ確立されており、国内でも2012年に日本乳癌学会が「乳がん発症ハイリスクグループに対する乳房MRIスクリーニング(乳房MRIドック)に関するガイドライン」が発表されています。

乳房MRIドックの意義

この乳房MRIドックの対応には以下の2つの条件が必要です。

①正しいMRI撮像が可能であること

正しいMRI撮像が可能であること

専用の機器環境が整っており習熟した技術者により正しい撮像方法で検査を行うことができること(たとえば、確立された検査としては造影MRIのみであり造影剤を使用しない乳房MRIドックはいずれのガイドラインでも推奨されていません)。そして乳がんMRIについて専門性の高い読影ができることが条件です。

正しいMRI撮像が可能であること

②MRIガイド下生検が対応可能であること

マンモグラフィや超音波検査(US)では指摘できないわずかな病変が検出された場合にMRIガイド下生検に対応できることが必須となります。
参考:保険診療でMRIガイド下生検が可能な施設一覧

こういった条件を満たした施設はまだ全国でも限られた施設のみとなっていますが、 当院では上記の条件をいずれも満たしています。
参考:乳房MRI検査(自費診療)施設一覧

また豊胸術を受ける方は国内で年間3-4万人といわれ年々増加中です。これら豊胸術術後の方に対する検診についてですが、挿入された異物・異物に伴う石灰化・拘縮により擬陽性判定や見落としの可能性があるため対応施設が少ないのが現状です。当院では豊胸術についての知識経験豊富な技師や画像診断医が在籍しており豊胸術後のマンモグラフィや超音波検査(エコー)にも対応していますが、これらの画像のみで全ての乳房を確認しきれない場合には乳房MRIドックを推奨しています。


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