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よくあるご質問

乳がんQ&Aでは、診察や検診に関すること、セルフチェックの方法など、
診療から乳がん全般に関するよくある質問をまとめました。

診療・検診に関することや乳がんでお悩みのことで
こちらに書いていないことなどございましたら、担当医に気軽にご質問ください。
わかり易く丁寧にご説明いたします。

  • A視触診、マンモグラフィ検査、3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)、超音波(エコー)検査、MRI検査などがあります。当院では、その方の過去の検査結果・年齢・乳腺の特徴などから、もっとも適した検診プログラムを提案いたします。
  • A

    マンモグラフィ検査はしこりとして触れるよりも、早期の乳がんのサインである石灰化を描出することが可能です。

    一方で乳腺密度が高くマンモグラフィで全体に白く写るタイプの方では病変を見つけることは難しく、約20%の乳がんはマンモグラフィ検査のみでは描出することが困難といわれています(乳腺密度は乳房の大きさとは関係ありません)。そこで近年では、乳腺濃度に応じた超音波(エコー)検査を併用した検診が推奨されています。
    またハイリスクの方には、より精度の高いMRI検査も推奨されます。
  • A

    超音波を乳房に当てて、その反射波を利用して画像を作ります。

    この検査は痛みや放射線被ばくがありません。超音波検査はしこり(腫瘤)の診断に有用で、触診では触れない小さなしこりを描出することができます。
    特に乳腺密度が高い方に有用です。早期乳がんのサインである石灰化の描出はマンモグラフィの方が優れています。
  • A 複数の角度から3次元的にマンモグラフィを撮影する方法です。乳腺との重なりがなくなることで、隠れていた腫瘤が検出しやすくなります。
    2Dに比べ、診断能力が高くなります。
  • A MRI検査は、造影剤を使用し、磁石の力で撮影します。
    診断感度が高く、他の検査ではわからないごく小さな乳がんも検出可能です。
  • A

    いいえ、そうではありません。

    もしかしたらがんかもしれないという方を拾い上げているだけで、マンモグラフィ検査を受けた方全体の約8%程度といわれています。しかし、それは正常乳腺の重なりや生理的変化、良性病変のことがほとんどです。マンモグラフィ検査を受けた方で乳がんが発見される方は全体の約0.3~0.5%くらい、つまり精密検査と言われた方の約20人に1人程度と言われています。
  • A 痛みの多くは生理的変化によるものや乳腺症など良性の変化に伴うものです。
    乳房は卵巣からの女性ホルモンに影響を受け、硬くしこりとして触れたり痛みを感じたりします。
    生理の周期で硬さや痛みが変化する場合は乳がんと関係ない場合が多いです。しかしわずかですが、痛みがきっかけで乳がんがみつかることもあります。
    いつもと違う痛みが続く時や痛みが強くなっている時は、検診を待たずに乳腺外科を受診下さい。
  • A 乳房は女性ホルモンの影響を受けて乳腺自体が硬くしこりのようになったり、嚢胞という水風船の様なものができてしこりとして触れたりすることがあります。
    また、良性腫瘍もよく動く腫瘤として気付く場合があります。
    しかし、セルフチェックでいつもと違うしこりを感じたら検診を待たず、乳腺外科をすぐに受診して下さい。
  • A 乳がんは30歳代後半から増加し40~50歳代にピークになります。
    さらに閉経後60歳で再びピークを迎える傾向があります。日本の乳がんは欧米と異なり閉経前に多い事が特徴でしたが、近年は欧米のように閉経後も増加しています。
    また、20歳代でも発症することがあります。
  • A

    乳がんの5~10%は遺伝性であるといわれています。それを判断するには専門的な詳しい評価が必要です。
    がんの家系だと思っていても、医学的には遺伝の可能性はほとんどないと判断できる可能性もあります。逆にご家族に乳がんの方がいなくても遺伝性の疑いがある場合があります。一般的に乳がんは食生活や女性ホルモンの影響など多くの因子が複雑に関与して発症すると考えられていますので、乳がんの方の多くは遺伝以外の因子が関与していることになります。

  • A

    親、子、姉妹のなかに乳がん患者さんがいる女性はいない女性に比べて2倍以上乳がんにかかりやすいことがわかっています。
    また、祖母、孫、姪、おばに乳がん患者さんがいる女性はいない女性に比べておよそ1.5倍の発症リスクであることもわかっています。

  • A

    乳がんの危険因子は母親、子が乳がんにかかったことがある。良性疾患の既往がある。高年齢初産、未経産、飲酒習慣のある方です。

  • A 頻度の高い線維腺腫や乳腺症の大部分はがんとは関係ありません。
    しかし、実際には良性と悪性との判断が難しい場合や乳がんが見つけにくくなる場合もあり、短期間での経過観察や検査が必要なこともあります。
  • A わかり易いのが「しこり」です。
    しこりは、手で感じることのできるかたまりのことで、多くは生理的な変化や良性の病気によるものです。乳がんのしこりは硬くごつごつしていますが、乳がんの種類によっては必ずしもそうとは限りません。その他には乳頭からの黄~茶褐色、または血の混ざった分泌物がでる、皮膚にひきつれやえくぼのようなくぼみができる、皮膚が赤くなる、痛みがある、乳頭が陥没してきたり、ひきつれてきたなどがあり、これらには個人差がありますので、生理の周期に関係ないしこりでいつもと違うなと感じた場合は検診を待たず、乳腺外科を受診して下さい。
  • A

    更年期のホルモン補充療法はエストロゲンとプロゲステロンを併用する方法でわずかに乳がん発症リスクがあがることがわかっています。乳がん以外には血栓症、心疾患、脳卒中、認知症を増やす事も報告されています。エストロゲン単独では子宮体がん発症リスクが高くなるため併用療法が行われています。

    経口避妊薬ピルの使用においてもわずかに乳がん発症リスクを高める可能性があります。
    しかし、発症リスクを高める程度はわずかです。ホルモン剤を使用する利益とのバランスを考えて主治医とよく相談して治療をお受け下さい。

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診療科目 乳腺外科・放射線診断科
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▲ 土曜 午前9:00 -12:00 / 午後13:00 -15:00
※令和5年10月より、第2・第3・第4木曜日は鰐渕友美医師(名古屋市立大学病院 乳腺外科)が担当いたします。
 基本は第2・第3・第4木曜日となりますが、月により担当日の変更がございます。ご予約はお電話のみにて承ります。
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